色彩資格
色彩資格

カラーのビジネスに従事するにあたって特別な資格は必要ありません。本来、知識よりも感覚が求められる分野と言えるからです。とは言え、業務が必要とするカラーの知識を身につけなければならないのなら、闇雲に勉強するより、色彩資格を得る目的で学習を進めることは励みにもなり、有効にも思われます。

テキストやセミナーも完備していて、効率的に色彩知識を身につけることが可能です。けれども、資格を持っていても、残念ですが、就職や昇給に大きく貢献することはあまりありません。日本の産業界には、残念なことに純粋なカラリストは存在できないようです。

ここでは主な色彩の資格を紹介しますが、どの資格を学ばれても大きな差はありませんので、ご自分に適していると思われる資格を選ばれると良いでしょう。中では、AFTと東商の資格が2大資格と呼ばれて、主琉になっています。

カラーコーディネーター検定試験®

東京商工会議所が主催する「仕事に役立つ実践的な色彩の知識を学ぶことができる」検定試験です。色彩の知識を身につけることで、商品のデザインやカラーリングなど、あらゆるビジネスシーンで知識を活かすことができ、企業に一番評価されています。1級は「ファッション色彩」「商品色彩」「環境色彩」の3分野に分かれ、より専門的な色彩知識を身につけることができます。

AFT色彩検定®

内閣府認定公益社団法人色彩検定協会(2012年4月1日より、文部科学省認可社団法人全国服飾教育者連合会より名称変更しました)が実施する検定試験です。
1990年から実施され、2009年に累計で110万人を突破しました。これまで「感性」だけによるものと見られがちであった「色彩に関する知識や技能」を理論的かつ系統的に学ぶことにより、「理論に裏づけされた色彩の実践的活用能力」を身につけることができます。

ADEC色彩士

NPO法人全国美術デザイン教育振興会(略称ADEC)が主催する検定制度です。各種デザイン分野や造形分野に共通に必要とする色彩の技能や知識を学習し、その達成度をチェックするための検定です。各分野を色でつなぎ、総合的な視環境形成を目指すというコンセプトが特徴です。1997年に第1回を開催し、2010年9月の試験で第28回となります。後援は、文部科学省、(財)日本色彩研究所、(財)専修学校教育振興会です。

色彩指導者(色彩研究所認定)

日本色彩研究所が主催する認定制度です。 色彩指導者養成講座の全日程の講義と演習を受講し、認定試験に合格した者は「色彩指導者」として認定されます。 産業的なソリューションや生活文化の向上のために色彩の効果や活用について、より具体的また実践的に伝えていく人材が色彩指導者です。 2010年7月に開催された色彩指導者養成講座で第30回ですが、29回までに全国から275名の色彩指導者を輩出し、大学・短大・専門学校・自治体や企業が開催する講座などで指導されている方やカラープランナーとして活躍されている方もいます。